2023年1月19日・20日

1月19日 静岡県掛川市

(1) DX推進 AIを利用した住民問合せサービス

「DX推進の3つの柱」→ ①行政のDX ②まちのDX ③安心なDX
これらのDXを活用し、半分の職員数でも担うべき機能が発揮される、スマート自治体への転換を図っている。特に「手のひら市役所」として、スマートフォンで行政手続きが完結できるシステムや、タッチパネルを用いて書かない窓口を実現している。総社市役所でも、正面玄関にタッチパネルを導入し、案内などのDX化に活用できると感じた。

 

(2) 大規模災害に対する防災の取組

掛川市で想定される災害として 地震災害、津波災害、土砂災害、洪水災害、原子力災害、大規模火災があるため、防災計画、防災体制、災害時の医療体制などがしっかりと整備させている。防災体制の大原則を、自助:共助:公助=7:2:1としており、高校生ドローン防災航空隊の結成なども取り組んでいる。土地柄により住民の防災意識がとても高い掛川市と、自然災害がもともと少ない総社市とは歴然とした防災意識の差が生じても、やむを得ないと感じた。

 

1月20日 愛知県豊橋市

ドローンの全庁的な活用について
豊橋市では平成27年の関東・東北豪雨 鬼怒川の氾濫をきっかけに、ドローン飛行隊RED GOBLINSが結成された。豊橋市で想定される災害として、土砂災害、竜巻がある。災害時初動期の情報収集にドローンを活用する。実際に2022年9月台風15号による流木の調査を行っている。将来的には物資の運搬などにも活用していく考えである。
災害時初動期の情報収集は特に重要であるため、ドローンを使い上空から状況確認を行うことはとても有効的だと感じた。しかし、ドローンは機体更新が凄まじいため導入すると予想外のコストがかかる可能性がある。そのコスト面を考慮しなければならない。