令和8年10月20日、民生委員児童委員協議会との意見交換会を行いました。

生委員児童委員のなり手不足と業務負担

私のグループは,北部・西部地区の民生委員児童委員の方との意見交換でした。
その中で,どの委員さんも,民生委員のなり手不足を非常に危惧しておられました。自分が引退したいと思っても,次に引き継ぐ人が見つからないため,なかなか辞められないという声が多く聞かれました。
なぜ,なり手がいないのか。会議が多い,社会福祉協議会や地区社協の行事が多い,充て職が多いなどの原因を上げられました。
 

行政との連携とワンストップ窓口の課題

平成30年豪雨災害の際には,被災者寄り添い支援室が設置され,担当職員も配置されたことから,被災者のみならず,民生委員もいろいろと相談ができてよかったとのことでした。当時の担当職員も地域のことをよく知っていてくれたことから,とても頼りになったが,最近の市役所も職員も,地域のことは知らないため,民生委員がどこに相談していいかわからないとのことでした。
さらに,行政も,何かあればすぐ民生委員にと業務をお願いされているような気がするとのこと。高齢者・障がい者・生活困窮者などの弱者への対応だけでなく,近年はペットの問題も対応するようになっているようです。民生委員のなり手不足解消には,民生委員でなければできないこと,しなければならないことなどを見直していただき,業務をスリム化していただかなければならないのではないかとのことでした。

さらに,市役所もワンストップ課が設置されたときに,手続きがワンストップになって便利になるなあと期待していたが,なかなかそうはなっておらず,いろいろな課をたらい回しにされているとの認識を持たれています。執行部の思惑どおりになっていないのは,周知が不足しているのか,システムが不備なのか,執行部にはさらなる検討が必要ではないでしょうか。
 

地域福祉を支える制度の見直しに向けて

今回,民生委員児童委員の皆さんの声を聴いて,地域福祉の根底を担っていただいているこの制度には多くの課題があると感じました。全国屈指の福祉先駆都市を標ぼうする総社市役所は,民生委員児童委員のもつ課題を真摯に受け止め,解決する必要があると思いました。