この申入れに至るまでの経緯と私の考えをご説明します。

私は、議長職を務めさせていただき約2年7か月が経過しました。この間、新型コロナウイルス感染症は5類感染症に移行し、市のイベントや式典も徐々に開催されるようになり、その規模もコロナ前と同じぐらいに拡大されてきました。
議長は、こうしたイベントや式典に市長とともに市を代表して出席します。様々なイベントに出席するたびに「このイベントは市民が望むものなのか」「この式典は、市民にとって真に必要なのか」と考えるようになりました。
さらに、イベント開催のために、多くの職員の手間と時間がかかっていることを知りました。そうでなくても多忙な職員は、イベントの計画や準備に忙殺され疲弊していると聞きます。こうした状況では、本来職員がなすべき業務に支障をきたし、市民サービスが低下していると強く危惧するようになりました。

そこで、この現状を市長に認識していただき、見直しや廃止を検討していただくために、市議会として市長に対して申入れを行うことを6月14日の全員協議会で、協議し、25日に行いました。

この申入れを受けて市長は対応を検討されるようですが、どういった検討をされ、その結果どうなったのかしっかりと監視してまいります。

⇒ 市が開催するイベントの見直しについて(申入れ)