【セミナー名】第11回全国市議議長会

【日 時】2016年10月19日(水)-20日(木)

【会 場】静岡県コンベンションアーツセンター

 

独任に首長が民意に問い、民意に応えようとする施策を打ち出すなら、これに対し議会が存在理由を示すには「チーム議会」の実現が必要である。「チーム議会」とは、議員が会派などの相違を超えて、あたかも一人の議会人にように意思決定できる主体になることである。しかし、議員は集合体としてのまとまった意思を形成しにくい。そこで、合議体として議会が体を成すためには、様々な意見や議論を1つの意思に集約しなければならない。それに不可欠なのが対話・調整・集約のための議員間討議である。

例えば、政策討論会議という場を設定し議員間で調査・検討・議論を重ね、代表者が政策提言をまとめる。集約した意思を提案すれば、首長も簡単には無視できない。議員間討議とその集約こそが議会たるものの本質であり、これが「チーム議会」なのだ。

市民の声が反映される市政を行うため、より強い推進力を持った議会にしなければならない。総社市議会にこの「チーム議会」を実現させ、議会を活性化させる必要性を強く感じた。